固定資産を取得した場合、主に減価償却計算のために固定資産台帳に記載して個々の資産を管理します。
固定資産の棚卸とは固定資産台帳に記載されている資産が実在するかどうかを決算月に確認する作業をいいます。もし実在するはずの固定資産がなくなっている場合、廃棄したことを記録していなかったのか、貸し出したままになっているのかちゃんと把握することが大切です。
もし、廃棄や盗難で固定資産台帳に記載されている固定資産が無い場合は、固定資産除却損を計上できます。
固定資産除却損を計上することによって、法人税の節税になります。また毎年1月に市町村に提出する固定資産税の申告書で資産の減少を申告すれば、固定資産税も減らすことができます。