節税対策を行うことは、会社経営の重要な舵取り


節税対策を行うことは、会社経営の重要な舵取り


会社を経営していく上で、

利益を確定させ次年度に向けて体制を整えることは経営の核を成すとも言えます。

そんな時、しっかりと利益を上げても節税対策が疎かになっていると

税金が会社の資産を圧迫してしまうことになりかねません。

そこで、重要なのは「節税対策」も会社経営の舵取りとしてしっかり行っていくことです。

節税は脱税ではありませんから、しっかりと知識を蓄え実践してみましょう。

 

 

節税対策は法人か個人事業主かによっても異なる

節税対策は法人か個人事業主かによっても異なっています。

法人の場合、決算期に慌てても節税対策が難しいので

法人税を支払う5月を目安に節税対策を行うことが重要です。

会社経営の場合、流動的に動かせる現金などの資産はもしもの時のために重要な資産となるので、

税金の支払いスケジュールを念頭に節税対策を行いましょう。

節税対策の基本として、役員報酬の調整があります。

これは一般的な手法で、損金処理を行って支払うことで税金の減額が見込めます。

これは支払う額は同じでも経費処理の有無が影響します。

これはある程度の期間行うことで効果が出るので、

一時的な方法ではなく、長期の視点で使う手法です。

また、節税対策として固定資産の売却や撤去も経費計上として生かせます。

利益が確保できており、税金も下げたい場合には、

在庫の売却や撤去などで調整するのもおすすめです。

このように、損金処理を行う手法で税金の軽減を目指すもので、

決して領収書をカラで切るような方法ではないので注意が必要です。

 

 

次年度の必要経費を早めに費消させる

固定資産の売却などの目途が無い場合には、

次年度の必要経費を早めに費消させるのもおすすめです。

この方法は30万以下というルールもありますが、

必要な物品を前倒しにして購入し、損金計上を行います。

いずれ必要になるものですから、前倒しで処理しても問題が無い場合は使うと良い手法です。

不要なものを買ったり、無謀な投機を行うものではないので、

節税対策を慎重に行いたい場合も応用できるでしょう。

節税対策の古典的、かつ今も安定して人気がある手法は「保険」の活用です。

個人の場合も年末調整で生命保険が生かされるように、

法人の場合も生命保険への投資は節税効果があります。

もちろん、そのために掛け金が経営をひっ迫するのは避けたいものですが、

余裕がある場合は法人を契約者とし、被保険者を経営者とする保険は掛け金を損金処理できるので、

安定した効果をもたらします。

経営者に万が一のことが起きた時も、会社の利益となりますから良い節税対策でしょう。

 

滋賀県大津市で税務・会計業務のことなら石井重洋税理士事務所にご相談下さい。


会社名:石井重洋税理士事務所 IMS合同会社

住所:〒520-0043 滋賀県大津市中央3丁目4番16号

TEL:077-511-9396

営業時間:9:00〜17:00 定休日:土、日、祝日

※営業時間外でも対応しておりますのでお気軽にご連絡ください。
※仕事内容の相談は、ご納得いただくまで無料です。

業務内容:税理士、財務経営パートナー、介護事業経営者

会計ベンダー
TKC全国会
所属税理士会
近畿税理士会
近畿税理士会大津支部