相続税をできる限り節税するための相続税の税金対策の方法

相続税をできる限り節税するための相続税の税金対策の方法

 

遺産相続の悩みのタネといえば相続税。
支払う相続税はなるべく少なくしたいですよね。
相続税は節税対策をしっかりと行っていれば税額を何千万円も減らせる場合があります。

そこで、相続税の税金対策の方法をご紹介します。

 

主な相続税の税金対策の方法

生前贈与

被相続人が亡くなる前に生前贈与をしておくことで相続税の課税対象となる財産を減らすことができます。

贈与は1年間の贈与額の合計が110万円以下であれば贈与税がかかりません。
ただ、毎年同じ金額を贈与していると定期贈与とみなされ、
1年間あたりの贈与額が110万円以下であっても贈与税の課税対象となる場合があります。

また、死亡3年以内に生前贈与をしていた場合、その贈与額も税額計算に含まれますので注意が必要です。

 

生命保険の非課税枠

生命保険には相続税の非課税枠があります。
相続人が受取人となると一定額(500万円×法定相続人の数)までが非課税となります。
契約している生命保険の受取金額が非課税枠の金額以下の場合、相続税を節税することが可能です。

 

小規模宅地等の特例

一定の条件を満たすと土地の相続税評価額を最大80%まで減額できる制度です。
一定の条件とは
・特例が使用できる面積は300㎡(約100坪)まで
・配偶者や同居している親族
・申告期限までは居住している(売却等はできない)

 

お墓などの非課税財産を購入する

お墓や仏壇などの祭祀財産は相続税の非課税対象です。
お墓の値段は地域差がありますが、平均150~300万円程です。
生前にお墓を買っておくことで相続税が節税できるので税金対策として有効です。

 

相続税が払えないときの対処法

遺産のほとんどが不動産で手元に現金が少ない場合、相続税の支払いに困ることがあります。
相続税の申告・納税の期限は相続の発生を知った日から10カ月以内です。
この間に不動産を売却して現金を得るのは簡単ではありません。

相続税を支払えない時の対処法としては
・延納・物納制度の利用
・相続した不動産の売却
・金融機関からお金を借りる
・相続放棄
という方法があります。

 

相続税は事前に対策をして節税するのがお得

相続税の申告・納税は相続が起こったと知った日から10カ月以内に行わなければなりません。
いざ相続手続きが始まると短い期間ですし、相続が始まってからの節税は簡単ではありません。

相続税を節税するには事前に被相続人や他の相続人とよく相談して税金対策を行うようにしましょう。
また、事前に税理士などに相続税の税金対策についてアドバイスをもらっておくと安心です。

 

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